2019-04-24
以前に書いたやる気スイッチを入れる方法その1、その2に続く第3弾です。
その1でのポイントはやる気なんて出すものではなく行動していると勝手に出てくるものだから、四の五の言い訳を思いつく暇があったらすべきことを始めてしまえ、ということでした。
モチベーションが落ちてしまった時にやる気スイッチをいれるための方法
その2はマンネリを防ぐためには、環境を変えてみると脳の刺激となってやる気スイッチを入れることができる、というものでした。
マンネリを打破してモチベーションを復活!やる気スイッチを入れる方法その2
今回の記事は、ご褒美を設定することで、モチベを上げることができるというお話です。
ぶっちゃけると馬の鼻先に人参ということです。
人間はご褒美をもらえると脳の淡蒼球(やる気スイッチ)の下の方にあるテグメンタと言う部分が興奮し快感を感じます。
テグメンタが活性化すると、そばの淡蒼球も連動して刺激され、やる気スイッチが入るのです。
じゃ、ご褒美には何がいいか?
ご褒美と言うと、その人にとって好きなものですね。
何が好きかは人それぞれなので、これをご褒美にするといいというものはありません。
自分にとって好きなものを、この作業が終わったらゲットできると設定すれば、ご褒美目当てに頑張ることができるのです。
今は飲みませんが、以前は仕事の後のビールがご褒美になっていました。
大きな目標を達成した時に、自分へのご褒美をあげることはよくやりますが、この場合はご褒美をゲットできるまでのスパンが長すぎます。
勉強や仕事など日常的にやる作業へのご褒美はもっと短いスパンで設定しましょう。
じゃないと、ご褒美をゲットできるまでにマンネリ化しちゃって、モチベが下がって行っちゃいます。
「これだけの作業を終えたらケーキを食べる」
くらいの細かいご褒美を与えつつ頑張っていくのがおすすめです。
ご褒美と言うと、一杯のビールだったり、ケーキだったりモノで設定することが多いですが、脳にとってのご褒美はモノである必要はありません。
例えば、頑張った仕事や作業の結果、人から褒められることは立派なご褒美になります。
人に感謝されていっそう仕事に熱が入ることは、誰でも経験したことがあるんじゃないでしょうか。
この時もテグメンタが活性化されてやる気スイッチが入っているんです。
また、感謝する人がいなくてもご褒美になることがあります。
それは、達成感。あるいは成功体験。
1人で仕事や作業をやり続けることは、辛いと感じることがありますが、それを乗り越えてやりきった時の開放感、あの時の達成感でもテグメンタが活性化されています。
最初は意識して、ご褒美目当てでやる気スイッチを入れる必要がありますが、
作業⇒ご褒美⇒作業⇒ご褒美
あるいは
作業⇒達成感⇒作業⇒達成感
の小さなサイクルを繰り返しているうちに自然とやる気スイッチは入るようになります。
やる気スイッチの入れ方その1その2の方法を並行しながら継続することができれば、やがて作業は習慣化し、最終的に苦もなく行う事ができるようになります。
これまで3つのやる気スイッチの入れ方を書いてきて思うのは、昔から言われる”継続は力なり”というのはまさにその通りだな、ということ。
三日坊主という言葉があるように、人間はとかく飽き性で物事が続かないです。
だけど、何とか継続することができれば、それがまた続けていく力を生んでくれるのです。
そして、何でも継続することができれば人にないスキルを身につけることができます。
そのスキルは未来を開く鍵となるかもしれませんから、継続=力(生き抜くパワー)であり、”継続は力なり”は真理を突いているといって過言ではありません。
何もない状態でやる気を出そうとしても出るものではありません。
ちょっとしたテクニックで脳をだましてやる気を出すのがコツ。
その1つとして、細かいご褒美や短い目標を与えてうまくやる気スイッチを入れるとマンネリを乗り越えることができます。
気分の乗らない作業や勉強を習慣化できるまで、何とか継続しましょう。